昨日は娘たちと映画館に「シン・エヴァンゲリオン劇場版:||」をみにいきました。

シン・エヴァわたしははじめてでしたが、娘たちはこれで2回目です。
エヴァは数年前に「エヴァンゲリヲン新劇場版 Q.」も娘たちと見に行ってました。
「Q」をみたときにはよくわからなくてお金損したと思ったほどだったので、今回行くのどうしようかなと思ったんだけど、娘らが「すごくいい!」というのでね。
「シン・エヴァンゲリオン劇場版:||」の感想ですが・・・
すんごくすんごくよかったーーーーーーー!!!
ここからネタバレなので知りたくない方はここまでで。
わたしがこの映画で一番よかったのは息子である主人公のシンジを、お父さんとお母さんふたりが自分を犠牲にして守ったところです。
母親であるわたしにとっては、これにつきますね。
この映画にはほかにもたくさんの感動の場面が数えきれないほどあるけど、ダントツわたしはこの場面、やはり親子愛、夫婦愛、そして家族愛のシーンでした。
そこでながれるユーミンの「ボイジャー」にも感動(歌ってるのはユーミンではないが)。
もうそっから最後までずっと涙がとまりませんでした。
娘たちも2回目ながら、すごく泣いてました。
映画すごくよくて、今でも思い出すとジーンときます。
そんな素晴らしい映画でしたが、個人的に想うことがありました。
映画のあと、隣接のショッピングモールに寄りました。
アクセサリーやバッグを見る娘たち(わたしは見たいものないがいつものことでおつきあい)。
そして思い出したことがあります。
ちょうど一か月ちょっと前、長女がまだコロナ病棟に勤務していたお休みに、このモールのちょうどそこら辺にいたんです。
そのとき長女の感じがおかしくて、「人がいっぱいで怖い」と言ってわたしや次女の腕にしがみついてきてちょっと驚いたんです。
「少し座ろう」とモール内のベンチに座ったら、長女が「わたしはこんなに苦しいのに、楽しそうなみんなが憎い。地球が滅んでみんな死んじゃえばいいのに」って言ったんです。
わたしは長女がそんなことを言うのを聞くのがとてもつらかった。
でも今思えば、もうそのときはうつ状態がそうとうひどくなっていて、長女にそう考えさせていたんですね。
たしかにわたしも結婚当初、義理親のことで悩んでいたときは長女と同じことを考えてたもん。
そのときに比べて昨日は、そのときとまったく同じ場所で「シン・エヴァ」に感動して、3人で「すごくよかったねー」と感動して話せること、このことが映画と同じぐらい、それ以上にうれしかったです。
今ずいぶんよくなった長女だけど、またつらい状態になることがあるかもしれません。
でも昨日のエヴァで、うつだったシンジもげんきになった。
だから長女もそうなってもきっと乗り越えられると思います。
にほんブログ村